家づくりに最適な時期はいつ?家づくりに取り掛かる時期の決め方をご紹介!

2023年8月30日

家を建てる時、どの時期に着工するのが良いのでしょうか。
季節はもちろんのこと、ご自身の状況や、施工の際に問題が生じることによって、ベストなタイミングにならないこともあります。
そこで、今回は家づくりにおすすめの時期や取り掛かる時期を決める際のポイントについてご紹介します。

□家づくりにおすすめな時期はある?

家を建てる時期を決めるのは難しいですよね。
決める際に参考にしたい、3つのポイントをご紹介します。

*着工から竣工までに4〜6ヵ月かかる

施工会社やどんな設計なのかにもよりますが、一般的に着工から竣工までは4〜6ヵ月かかります。
住み始めたい時期が決まっている場合は、そこから逆算して着工時期を決めましょう。
引越しに時間がかかる場合を考慮して、余裕を持った日程で決める必要があります。
また、土地が決まっていない場合は、事前に決めておくことで着工が遅れるリスクを減らせます。

*基礎工事は冬や真夏を避ける

着工して、まず始まるのが基礎工事ですが、時期によって進みにくいことがあります。
特に、冬は凍害が起こり、コンクリートの強度が弱くなる可能性があるため、避けることをおすすめします。
夏の場合も、気温が高すぎることでひび割れが起きやすくなり、強度が低くなることがあるのです。
施工会社と話し合い、基礎をより丈夫にできる時期を選びましょう。

*固定資産税は1月1日時点で発生する

固定資産税とは、不動産を所有している場合に発生する税金のことです。
固定資産税には、さまざまな細かいルールがあるため、固定資産税がどのくらいかかるのかによって、ベストな時期を選ぶ方法もあります。
土地を更地のまま持っている時期をなるべく減らし、宅地にすることで税額が抑えられるため、土地の購入時期と着工時期をしっかり見極めましょう。

□家づくりに取り掛かる時期を決める際のポイント

季節だけでなく、ご自身のライフステージによって時期を調節したいものですよね。
ライフイベントの中でも、特に着工時期を慎重に判断したいものをご紹介します。

まずは、出産を控えているタイミングです。
世帯人数が変わるイベントなため、マイホームを意識しやすくなるタイミングですよね。
しかし、出産を控えているタイミングは体や心に負担がかかりやすく、特に出産前後は身動きが取れなくなります。
そのため、その時期に引越しや入居が被らないよう配慮する必要があります。

最近では、家庭の状況が落ち着くまで、施工を待ってくれる会社も多くあります。
打ち合わせの際に、相談してみて、柔軟な日程を組みましょう。

次に、子供の進学に合わせて引越ししたい場合です。
子供の進学はマイホームを考えるきっかけとなりやすいですが、それによって学区が変わることを考慮する必要があります。

時期によっては、学校に慣れてきたタイミングで引越しをして、転校せざるを得ない場合もあるのです。
ベストなタイミングで引越しができるよう、逆算して着工時期を考えるようにしましょう。

□まとめ

今回は、家づくりにおすすめの時期や取り掛かる時期を決める際のポイントについてご紹介しました。
季節を見極めるのもさることながら、自分や家族のライフステージによってベストなタイミングを見極めることが大切です。
全員にとって負担がなく、不利益のない時期を決めるようにしましょう。