家づくりで最も重要なのは予算計画!計画の立て方をご紹介します!

2023年8月22日

理想の家づくりのプランを決めたいけど、予算計画において何が重要なのか、何を決めれば良いのか不安な方もいるでしょう。

そこで今回は、注文住宅においての予算計画の重要性と、その組み立て方についてご紹介します。
家づくりの予算計画について知りたい方は必見です。

□家づくりの際に予算計画が重要なのはなぜ?

家づくりの予算と聞くと、住宅の本体価格のみを思い浮かべても不思議ではありません。
ここでは、家づくりにおける大まかな予算の内訳と、なぜ重要なのかについてご説明します。

注文住宅の家づくりに必要となる総費用を簡単に説明すると、以下の通りです。

総費用=住宅の本体価格+付帯工事費+その他諸経費

この中で、住宅の本体価格は全体の約70%を占めているのみで、他は追加で料金が発生します。
つまり、他の約30%の部分を考えずに予算を組み立ててしまうと、予算オーバーになってしまうのです。

住宅の購入の際にローンを組む方が多いですが、予算オーバーのままの契約は、将来に起こり得るリスクを踏まえるとおすすめできません。
家づくりの予算計画は余裕のある範囲内で行い、予算オーバーは避けるようにしましょう。

□予算計画はどのように立てれば良い?

注文住宅の予算を考えるにあたって、何を優先して考える必要があるのでしょうか。
ここでは、予算計画を立てる際に必要な3つのポイントについてご説明します。

*自己資金(頭金)の確認

家づくりの予算計画は、どのくらい自己資金を出せるかを確認することから始まります。
ここでいう自己資金とは、自身の貯金・親からの生前贈与や、現在のお住まいの売却金のことです。
この際、自身の貯金から向こう半年分の生活費、人によっては教育費や介護費用などを引いて考えておくと良いでしょう。

また、土地の売買や新築工事にかかる諸費用や、引っ越しに付随して発生する費用も自己資金の中から除いておく必要があります。

*住宅ローンの借り入れ可能額・返済額の確認

自己資金の確認が済んだ方は、住宅ローンをどのくらい借りられるのか・返済額はどのくらいなのかについて確認する必要があります。
一般的に、無理のない返済額は年収の約25%以内といわれています。
注文住宅の予算は、シミュレーションツールを通してローンの返済額や借入額の目安が確認可能です。

*予算内の費用のバランスを考える

家づくりにおいて多く見られる失敗例に、土地の購入費用にお金をかけすぎて、満足のできる住宅を建てられないケースがよく見られます。
土地の購入費用と建築工事にかかる費用は、4:6~3:7を目安に考えると良いでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅においての予算計画の重要性と、その組み立て方についてご紹介しました。
予算計画の際には、シミュレーションツールを活用して考えると、計算の手間が省けてわかりやすいです。
理想の家づくりのためにも、まずは自己資金の確認から始めてみてはいかがでしょうか。