バリアフリーの平屋を建てるなら?間取りのポイントや注意点をご紹介!

2023年8月19日

長い間同じ家に住むのであれば、高齢になったときのことも考えてバリアフリーな家にしたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
上下移動の少ない平屋はバリアフリーの家としておすすめできます。
今回は、バリアフリーの平屋の間取りについてポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

□バリアフリーの平屋をつくる際の間取りのポイント

*外に出たくなるような間取りにする

高齢になったときや心身の不調があるときにも、外に出やすくする間取りを選ぶことがポイントの1つです。
特に、家の中の移動のしやすさはバリアフリーの観点からも重要だといえます。

例えば、寝室からリビング、リビングから玄関までの段差をつくらず、生活に欠かせない動線を特に意識しましょう。

*心のバリアフリーにも着目した間取りにする

二世帯住宅や二世帯同居でご年配の方と共に暮らしており、バリアフリーの平屋をつくりたい場合には、心のバリアフリーにも着目しましょう。

「トイレと寝室の距離が近い方が夜中にもトイレに行きやすい」
「就寝時間が早いため、リビングの音が気にならないようにしたい」

このような希望をお持ちのご家族も中にはいらっしゃるでしょう。
小さなお悩みでも間取りを決める際には取り入れていくことで、互いに心地よく暮らせます。

□バリアフリーの平屋を建てる際に間取りで気を付けたいこと

バリアフリーの平屋を建てる際には、3つのポイントに気を付けましょう。

1つ目は、敷地面積と建築費用です。
同じ延床面積の家を建てたいと考える際に、複数階ある家と平屋では平屋の方が大きな敷地を用意する必要があります。
広い敷地が必要になるだけでなく、基礎工事が必要な面積も増えるため、コストがかかりやすいことに注意しましょう。

2つ目は、周辺の環境から受ける影響です。
平屋は、家自体の高さがない分、周辺の家の背が高いと光や風を確保しにくい可能性があります。
そのため、周辺にどのような家があるか、事前に確認しておきましょう。

3つ目は、防犯面や災害時のリスクです。
平屋は、家族同士の関わりをもちやすい一方で、家の高さがないことから防犯面や水害のような災害時のリスクが高まります。
予め、防犯対策や災害対策を意識しておくことで、安心して暮らせるようにしましょう。

□まとめ

バリアフリーの平屋をつくる際には、心のバリアフリーや外出のしやすさを意識してみてください。
また、バリアフリーの平屋にはメリットも多いですが、デメリットも存在しますので対策を考えた上で建てるようにしましょう。

当社は、住宅の「見えにくいけれど大切なもの」を意識した家づくりを行っております。
お困りの際には、お気軽にご相談ください。