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2025.05.27

リノベーションで安心を手に入れる?耐震補強工事を解説

地震大国日本で、安心して暮らせる住まいはかけがえのない財産です。
築年数の経った家をリノベーションする際、快適な空間づくりと同時に、耐震性の向上も検討しましょう。
古くなった住宅は、地震への脆弱性が懸念されます。
リノベーションと耐震補強工事の同時施工は、安全で快適な生活を実現する効果的な方法です。
そこで今回は、そのメリットや具体的な工事内容、費用、そして助成金制度について解説します。

リノベーションと耐震補強工事のメリット

コスト削減効果

リノベーションと耐震補強工事を同時に行うと、コスト削減効果が期待できます。
壁や床を解体するリノベーション工事は、建物の内部構造を調査する絶好の機会となります。
この際に耐震診断を行い、必要な補強工事を同時に行うことで、別途耐震診断費用と工事費用を節約できます。
また、一度の足場設置で済むため、足場費用なども削減できます。

耐震診断省略の可能性

リノベーション工事で建物内部を解体し、構造材を直接確認できる場合、別途耐震診断が不要になる可能性があります。
専門家の判断が必要ですが、リノベーション工事と同時に行うことで、費用と時間を節約できるケースがあります。

工事期間の効率化

リノベーションと耐震補強工事を同時に行うことで、工事期間の短縮につながります。
一度の工事で済むため、二度手間や期間が重なることによる遅延を防ぎ、生活への負担を軽減できます。

 

耐震補強工事の種類費用と助成金

基礎の補強工事

基礎の補強工事は、建物の土台を支える重要な工事です。
ひび割れの補修、鉄筋の追加、アンカーボルトによる固定など、建物の状況に応じて適切な方法が選択されます。
コンクリート基礎のひび割れは、樹脂注入など比較的簡単な方法で補修できます。
一方、無筋基礎の場合は、より大規模な補強が必要となり、費用も高くなる傾向があります。

壁の補強工事

壁の補強工事では、筋交いの追加や、耐力壁の増設などが行われます。
筋交いは柱と柱の間に斜めに設置される部材で、建物の強度を高める効果があります。
耐力壁は、建物を支える主要な壁で、その数を増やすことで耐震性を向上させます。
また、構造用合板を使用する方法もあります。

土台の補強工事

土台は基礎の上に建物を支える重要な部分です。
腐食やシロアリ被害などによって損傷している場合は、交換や補修が必要になります。
土台と基礎、土台と柱をアンカーボルトなどでしっかりと固定することで、耐震性を高めることができます。

工事費用相場

耐震補強工事の費用は、建物の規模、損傷の程度、使用する材料などによって大きく異なります。
基礎のひび割れ補修程度であれば比較的安価ですが、大規模な補強工事が必要な場合は、数百万円規模になることもあります。

助成金制度の概要

耐震補強工事には、国や地方自治体による助成金制度が利用できる場合があります。
対象となる住宅や工事内容、助成金額は自治体によって異なるため、事前に確認が必要です。
「木造住宅耐震補強助成事業」や「長期優良住宅化リフォーム推進事業」など、複数の制度があり、条件を満たせば利用可能です。

まとめ

リノベーションと耐震補強工事の同時施工は、コスト削減、工事期間の短縮、そして何より地震への安心という大きなメリットがあります。
工事の種類や費用、助成金制度についても理解を深め、安全で快適な住まいづくりを実現しましょう。
専門家への相談も有効です。
耐震診断を受け、最適な補強方法を検討し、助成金制度の活用も検討することで、より賢く、安心してリノベーションを進められます。
地震への備えは、安心して暮らすための大切な一歩です。

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