注文住宅を検討しているあなたは、バルコニーの設置も考えているのではないでしょうか。
憧れのマイホームにバルコニーがあれば、洗濯物を干したり、グリーンを育てたり、ティータイムを楽しんだり、様々な使い方ができます。
しかし、一方で「バルコニーって本当に必要なの。」「費用はどのくらいかかるの。」「後悔しないかな。」といった不安も抱えているかもしれません。
この記事では、注文住宅にバルコニーを設置する際の費用相場、メリット・デメリット、注意点などを具体的に解説します。
後悔のない家づくりをするために、ぜひ参考にしてください。
注文住宅にバルコニーを設置するメリット・デメリット
注文住宅にバルコニーを設置するメリットは、大きく分けて3つあります。
1: 屋外スペースが増える
バルコニーは、リビングや寝室とは別に、屋外スペースとして利用できます。
洗濯物を干したり、グリーンを育てたり、バーベキューを楽しんだり、様々な用途で活用できます。
2: 日当たりが良くなる
バルコニーがあることで、日当たりが良くなり、部屋全体が明るくなります。
特に、リビングや寝室に隣接するバルコニーは、採光効果が高く、快適な生活空間を実現できます。
3: デザイン性を高める
バルコニーは、家の外観デザインを大きく左右する要素の一つです。
おしゃれなデザインのバルコニーは、家の魅力を高め、街並みに溶け込む美しい空間を生み出すことができます。
一方、注文住宅にバルコニーを設置するデメリットも、いくつかあります。
1: 建築費用がかかる
バルコニーの設置には、建築費用がかかります。
広さや素材、構造によって費用は異なりますが、30万円～100万円程度を想定しておきましょう。
2: 維持費用がかかる
バルコニーは、屋外にあるため、雨風や紫外線にさらされ、劣化しやすいです。
定期的なメンテナンスが必要となり、維持費用がかかります。
3: 防犯リスクが高まる
バルコニーは、外部から侵入されやすい場所です。
防犯対策をしっかり行わないと、盗難や空き巣のリスクが高まります。
4: 掃除の手間がかかる
バルコニーは、屋外にあるため、掃除の手間がかかります。
特に、雨風や埃などで汚れやすく、定期的に掃除する必要があります。
バルコニーの種類と費用相場
注文住宅に設置できるバルコニーは、大きく分けて3種類あります。
1: バルコニー
一般的なバルコニーは、屋根のない屋外スペースのことです。
開放感があり、日当たりも良好です。
しかし、雨風や紫外線にさらされやすく、天候に左右される点はデメリットです。
2: インナーバルコニー
インナーバルコニーは、屋根付きのバルコニーです。
雨風や紫外線を遮ることができるため、天候に左右されずに利用できます。
しかし、一般的なバルコニーよりも費用が高く、固定資産税がかかる点はデメリットです。
3: ルーフバルコニー
ルーフバルコニーは、下の階の屋根部分を活用したバルコニーです。
一般的なバルコニーよりも広く、開放感があります。
ガーデニングやアウトドアなど、様々な用途で活用できます。
しかし、清掃やメンテナンスの手間がかかりやすい点はデメリットです。
バルコニーの費用は、広さや素材、構造によって異なります。
一般的なバルコニーの場合、30万円～100万円程度が相場です。
ルーフバルコニーの場合は、構造によっては内階段または外階段の設置が必要となるため、追加で費用がかかります。
内階段の場合は70万円～80万円、外階段の場合は20万円～30万円程度が目安です。
まとめ
注文住宅にバルコニーを設置するメリットは、屋外スペースが増えること、日当たりが良くなること、デザイン性を高めることです。
一方、デメリットは、建築費用がかかること、維持費用がかかること、防犯リスクが高まること、掃除の手間がかかることです。
メリット・デメリットを比較検討し、ご自身のライフスタイルに合ったバルコニーを選んでください。
後悔のない家づくりをするために、費用やメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、慎重に判断しましょう。