注文住宅を検討していて、外観デザインにこだわりたいけど、どこから手をつければいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
おしゃれな家を建てるためには、外観デザインをしっかりと計画することが重要です。
この記事では、注文住宅の外観デザインについて、種類や選び方、そして実際に建てられたおしゃれなデザイン実例を紹介します。
□注文住宅の外観デザインの種類
注文住宅の外観デザインは、大きく分けると下記のような種類があります。
1:シンプルモダン
シンプルモダンの外観デザインは、無駄な装飾を極力省き、洗練された印象が特徴です。
スッキリとした美しいシルエットと、落ち着いた色使いで、どんな街並みにも馴染みやすいのが魅力です。
2:ナチュラルモダン
ナチュラルモダンは、シンプルモダンに木目や自然素材を取り入れた、温かみのあるデザインです。
木の温もりを感じられる素材や、グリーンを取り入れた外構と相性が良く、自然の中に溶け込むような、優しい雰囲気を演出できます。
3:和モダン
日本の伝統的な建築様式を取り入れつつ、現代的な要素を融合させた、和モダンの外観デザイン。
落ち着きのある佇まいで、上品で洗練された印象を与えます。
4:南欧風
南欧風の外観デザインは、明るい色使いと、可愛らしいデザインが特徴です。
オレンジ色の屋根瓦や、白い漆喰壁など、太陽の光をたっぷり浴びたような、開放的な印象が魅力です。
5:アメリカン
アメリカンスタイルの外観デザインは、大きく分けて、アーリーアメリカン、西海岸、ブルックリンなど、さまざまなバリエーションがあります。
アーリーアメリカンは、歴史を感じさせる重厚感のあるデザインで、西海岸は、サーファーズハウスのような開放的なデザインです。
ブルックリンは、レンガやタイルを組み合わせた、都会的なデザインです。
□注文住宅の外観デザインの決め方
注文住宅の外観デザインを決めるには、いくつかの手順を踏む必要があります。
1:デザインの種類とコンセプトを決める
まず、最初に、どんなデザインの家にしたいのか、明確なコンセプトを決めましょう。
例えば、「シンプルでスタイリッシュな家にしたい」「自然と調和した家にしたい」「和テイストを取り入れた家にしたい」など、具体的なイメージを持つことが大切です。
2:外壁の素材と色を決める
外壁は、建物の顔となる重要な要素です。
デザインコンセプトに合わせて、素材と色を選びましょう。
外壁の素材には、窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル、漆喰、タイル、レンガなど、さまざまな種類があります。
それぞれの素材には、質感や耐久性、価格などが異なります。
3:屋根材と形状を決める
屋根は、外壁と並んで、建物の印象を大きく左右する要素です。
屋根材には、陶器瓦、金属瓦、スレートなどがあります。
屋根の形状には、切妻屋根、片流れ屋根、寄棟屋根、陸屋根などがあります。
4:窓枠・玄関・軒裏・雨どいなどの色を決める
外壁や屋根が決まったら、窓枠、玄関、軒裏、雨どいなどの色を決めましょう。
これらの色は、外壁や屋根になじませたり、アクセントにすることで、建物の印象を大きく変えられます。
5:シルエットの調整
窓の形や配置、屋根の形状などを調整することで、建物のシルエットを調整できます。
シルエットによって、建物の印象は大きく変わります。
6:外構デザイン
外構デザインは、家の周りの空間をデザインすることです。
玄関アプローチ、駐車場、庭、塀など、家の周りの空間をデザインすることで、外観全体の印象をさらに高められます。
□まとめ
注文住宅の外観デザインは、種類や選び方、そして外構デザインなど、さまざまな要素を考慮して決める必要があります。
この記事では、注文住宅の外観デザインについて、種類や選び方、そして実際に建てられたおしゃれなデザイン実例を紹介しました。
この記事を参考にして、皆さんも理想の外観デザインを実現してください。