風と暮らす

2019年10月16日
ae11229lsi 注文住宅情報

周辺の住環境を把握した、全体計画

自然の風をくらしに採り入れるには、まず周辺の地形や住環境を把握することが大切。海風、川風、山から吹き下ろす風、周辺の住宅やマンションなどの建物配置を考慮し、通風計画を行うことが必要です。

季節や時間で変化する、風の特性を知る

風の入口や出口の配置を考えるには、季節や時間で変化する風の傾向を知ることが大切です。周辺の住環境に加えて風の傾向がわかれば、効果的な通風計画をたてることができます。

換気の手法は2つ、温度差換気と風力換気

自然の風を誘うには、風や空気の特性を上手く利用することが必要です。温度の違いによって空気の流れをつくる「温度差換気」、風上側と風下側の圧力差による風の流れを生かす「風力換気」、この2つの手法が基本となります。

縦すべり出し窓で、通り抜ける風を捕まえる

風の向きに合わせて窓を設けても、周辺の建物の影響で思うように風が通らない場合があります。そういう場合は、縦すべり出し窓を使った工夫で、家のわきを通り抜ける風を捕まえることができます。

【解説図データの読み取り方】
夜の快適目安とされている換気回数は、1時間に10回とされています。右記の解説データは、空間ごとに1時間に10回空気が入れ替わるために必要な通風量を算出し、その数値を元に評価したものです。一定の条件で算出した数値を使用した、あくまでも通風シュミレーションデータの為、通風量を保証するものではなく、目安としてご理解ください。

天窓を活用して、室内の熱気を効率よく排出する

天窓を活用して、室内の熱気を効率よく排出する。
室内の暖まった空気は、通風のためにも外へ逃がすことが必要になります。天窓は暖まった空気を効率よく排出する働きがあり、また、側面の窓に比べて約3倍の明るさが取り込めるため、採光に恵まれない北側の空間に最適です。

通風シミレーション

ヨコタ総建では地域と季節を指定することにより、気象庁データをもとに算出した風向や風速をお客様の家の通風シュミレーションをすることができます。風の通りを確認することで風通しのよいエコな住宅をご提案致します。