こんにちは、あきる野市で工務店を営んでおりますヨコタ総建です。
新年度を迎えてそろそろ家でも考えようかなって思う人もいるかもしれませんが、注文住宅でも建売住宅でも、ほとんどの人が住宅ローンを組んでいます。住宅ローンの選び方で一番気になるのことは
『どの住宅ローンを借りれば一番お得なのか』
『変動金利がお得なのか?固定金利がお得なのか?』
ということだと思います。私も職業柄相談されることもあります。そのほとんどで変動金利や固定金利の住宅ローンをごちゃまぜにして悩まれています。しかし、この考えで住宅ローン選びを始めてしまうと失敗してしまいます。なぜなら、どの住宅ローンが一番お得だったかということは、住宅ローン返済が終わってみないとわからないからです。
たとえば、フラット35などの全期間固定金利住宅ローンであれば、借りるときに全部で支払うのかがわかります。借り入れが2,500万円、金利が1.37%、35年返済であれば、途中で借り換えや繰り上げ返済をしない場合、はじめから3,149万円の返済になることは決まっています。
しかし、変動金利や固定金利選択型の住宅ローンは金利が変動します。さらに、金利がいつどれくらいになるかは誰にもわかりません。つまり、借り入れする段階で全部でいくら支払うかがわからないわけです。
フラット35の3,149万円以上になるかも以下になるかもわかりません。住宅ローン返済が終わり、変動金利の結果が出てみて初めて、フラットの方が得だったとか、変動金利の方が得だったとうことがわかります。そのため、変動のほうがお得なのか、固定のほうがお得なのかで住宅ローンを選んでも、結果は払い終わってみないとわからないし、答えは見つからないということです。
私がアドバイスすることは自分がどの住宅ローンに向いているかをお話させてもらっています。そのあと価格.COMの住宅ローン比較サイト(https://kakaku.com/housing-loan/)やダイヤモンド不動産研究所(https://diamond-fudosan.jp/category/housing-loan)などを使って一緒に考えて住宅ローンを決めていただきます。
ご贔屓の信用金庫さんや農協さんも一緒に考えてもいいと思います。一度、住宅ローンを組んだら終わりではありません。繰り上げ返済や借り換えも考えていくと新しい家に住んだあとでも住宅ローンのチェックは大切です。
なので住宅ローンに正解はありません。