「週末にまとめ買いした食材をすっきり収納したい」
「災害時の備蓄(ローリングストック)を置く場所が欲しい」
そんな理由から、キッチンの横にパントリー(食品庫)を希望される方が増えています。
しかし、いざ間取りを考える段になると、意外と悩むのが「棚の奥行き」です。
「収納は深ければ深いほど物がたくさん入る」と思っていませんか?
実は、パントリーにおいて「深すぎる奥行き」は、使い勝手を悪くする一番の原因です。
今回は、あきる野市・青梅市エリアで高性能な注文住宅を手掛けるヨコタ総建が、使いやすいパントリーの「黄金寸法」と、食品を傷ませないための環境づくりについて解説します。
奥行きは「30cm〜45cm」がゴールデンゾーン
結論から申し上げますと、パントリーの棚板の奥行きは「30cm〜45cm」が最も使いやすくおすすめです。
これには明確な理由があります。
1. 奥行き30cm:食品管理のベストサイズ
レトルト食品、缶詰、パスタ、調味料の予備など、一般的な食品ストックのほとんどは、奥行き30cmあれば一列にきれいに並びます。 ポイントは「前後に重ねない」こと。
「あれ?奥から賞味期限切れの缶詰が出てきた……」という失敗は、奥のものが見えないことから起こります。
30cmという浅さは、一目で在庫状況を把握できる(=食品ロスを防ぐ)ための深さなのです。
2. 奥行き45cm:家電や大きな箱物に
ホットプレートなどの調理家電や、お米の袋、飲料水の箱買いストックなどを置く場合は、45cm程度の奥行きがあると安心です。
ゴミ箱をパントリー下部に収納したい場合も、45cmあればスッキリ収まります。
逆に、奥行きが60cm以上あると、奥のものが取り出しにくくなり、結局手前しか使わない「デッドスペース」になりがちです。坪単価のコストを抑える意味でも、必要以上に広くしないことが重要です。
食品を守るのは「収納術」よりも「住宅性能」
使いやすい寸法が決まったら、次に考えたいのが「保存環境」です。
実は、パントリーを作って後悔する理由の一つに「夏場に暑すぎてチョコが溶ける」「湿気で粉物が固まる」という問題があります。
一般的にパントリーは、キッチンの奥や北側の隅など、空気が滞留しやすい場所に配置されがちです。
性能が低い住宅の場合、夏は熱気がこもり、冬は結露してカビが生えやすい場所になってしまうのです。
これでは、せっかくの食品が台無しです。
全館空調ならパントリーも「適温」に
ここで威力を発揮するのが、ヨコタ総建が採用している「松尾式」の全館空調システムです。
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小屋裏エアコン(冷房)
夏場、冷たい空気は上から下へ流れます。
小屋裏エアコン1台で家全体を冷やすことで、扉で仕切られがちなパントリー内にも涼しい空気が行き届きます。蒸し暑さで食品が傷むのを防ぎます。 -
高気密(C値 平均0.4)
隙間だらけの家では、湿気が侵入し放題です。
魔法瓶のように密閉された高気密住宅なら、計画換気によって湿度をコントロールし、カビの発生リスクを大幅に低減します。
食品にとって最適なのは、温度変化が少なく、湿度が安定した環境です。
ヨコタ総建の家は、人間が快適なだけでなく、食材の鮮度を保つのにも適した「巨大な保冷庫(適温庫)」のような役割を果たします。
まとめ:見えない性能が、日々の食卓を支える
理想のパントリーとは、単に広いだけの空間ではありません。
「何がどこにあるか一目でわかる適度な奥行き」と、「食品を安心して置ける空気環境」が揃って初めて、家事の助けとなる空間になります。
ヨコタ総建では、お客様の買い物の頻度やストック量に合わせて、可動棚を用いた柔軟なプランをご提案しています。
そして何より、キッチンや収納といった目に見える設備以上に、断熱や気密といった「目に見えない性能」を徹底することで、一年中変わらない快適な保存環境をお約束します。
「食品庫の中まで快適な家」とは、どのような空気感なのか。
ぜひモデルハウスで、その違いを肌で感じてみてください。


