注文住宅の間取りを検討する際、多くの方が悩まれるのが「ファミリークローゼット(家族共用収納)」を1階に作るか、2階に作るかという問題です。
以前は各個室(2階)に収納を作るのが当たり前でしたが、現在は「家事の時短」や「ウィルス対策」の観点から、1階への設置が圧倒的に人気です。
しかし、1階にファミリークローゼットを作るメリットは、単に動線が良くなるだけではありません。
あきる野市・青梅市エリアで高性能住宅を手掛けるヨコタ総建では、「家の性能」を活かすためにも、1階のファミリークローゼットをおすすめしています。
今回は、1階ファミリークローゼットのメリットと、後悔しないための「見えない工夫」について解説します。
「ただいま」から「おやすみ」まで。1階完結型の動線革命
1階にファミリークローゼットがある最大のメリットは、生活動線が劇的にスムーズになることです。
1. 帰宅動線がスムーズに(ウイルス・花粉対策)
「玄関 → 手洗い → ファミリークローゼットで着替え → リビング」
この動線を作れば、コートや仕事着についた花粉やウイルスをリビングに持ち込まずに済みます。
お子様がランドセルや制服をリビングに放り投げっぱなし……というストレスからも解放されます。
2. 洗濯動線が「0歩」に近づく
前回の記事でご紹介した「ランドリールーム」の近くにファミリークローゼットを配置すれば、「乾いた洗濯物をハンガーのまま移動させるだけ」で片付けが完了します。
重い洗濯物を持って階段を往復する必要はもうありません。
朝の身支度から、夜の入浴・着替えまで全てがワンフロアで完結するため、老後の暮らしを考えても非常に理にかなった間取りと言えます。
クローゼットの天敵「寒さ」と「湿気」を克服する
便利な1階ファミリークローゼットですが、一般的な住宅ではある欠点があります。
それは、クローゼットの中が「北側に配置されやすく、暗くて寒い」「空気が滞留して湿気(カビ)が心配」という点です。
冬の朝、冷え切ったクローゼットで着替えるのは辛いものです。しかし、ヨコタ総建の家づくりなら、この問題を根本から解決できます。
「松尾式」床下エアコンがクローゼットを暖める
ヨコタ総建が採用している「松尾式」の床下エアコン暖房は、床下全体を暖め、その輻射熱で家全体を春のような暖かさに保ちます。
このシステムには、「暖房器具を置いていない廊下やトイレ、そしてクローゼットの中まで暖かい」という大きな特徴があります。
一般的なエアコン(壁掛け)では、ドアで仕切られたクローゼットの中まで暖めることは困難ですが、床下から暖める仕組みなら、クローゼットの床もほんのり暖かく、着替えの際に「ヒヤッ」とすることがありません。
また、C値(気密性能)平均0.4という高気密な施工と、計算された換気計画により、クローゼット内の空気も常に循環します。これにより、大切な衣類をカビや湿気から守ることができるのです。
1階の床面積を圧迫しないためのポイント
「1階にクローゼットを作ると、リビングが狭くなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
確かに1階の面積は限られていますが、工夫次第で快適な広さは確保できます。
「オンシーズンの服」だけに絞る
全ての衣類を1階に置く必要はありません。 1階のファミリークローゼットには、普段着、仕事着、制服、パジャマ、下着など「毎日使うもの」だけを収納し、冠婚葬祭用の服や季節外れの服は2階の納戸へ収納する「分散収納」がおすすめです。
これなら、2〜3畳程度のスペースでも家族4人分の衣類が十分に収まります。
廊下を減らして収納にする
ヨコタ総建では、無駄な廊下を極力減らし、その分を収納や居住スペースに充てる設計を得意としています。
断熱性能が高いため、廊下と部屋をドアで細かく区切る必要がなく、開放的な間取りでも寒くないからです。
まとめ:目に見えない「温度」も収納の一部です
ファミリークローゼットを成功させる鍵は、単なる「場所」の便利さだけでなく、そこで過ごす際の「快適さ(温度・湿度)」にあります。
冬の朝、布団から出るのが億劫にならない。 着替えの時に震えなくていい。
そんな「当たり前の快適」があってこそ、こだわりの間取りは真価を発揮します。
キッチンや建材といった目に見えるもの以上に、「見えない快適さ」を大切にするヨコタ総建の家。その暖かさを、ぜひモデルハウスでご体感ください。


