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2024.11.16

天井と空間を繋ぐ「吹き抜け」と「高天井」:それぞれの魅力と選び方のポイント

□吹き抜けと高天井、あなたはどっち?

 
「吹き抜け」と「高天井」は、どちらも空間を広く見せる効果がありますが、構造やメリット・デメリットが異なります。
この記事では、それぞれの空間設計の特徴を比較し、あなたの家に最適な選択を導きます。
 
1: 吹き抜けとは
 
吹き抜けとは、2つ以上の階層をひとつに繋げた間取りのことです。
一戸建ての間取りでは、天井位置が高くなり、2階部分の窓から1階へと光を取り入れることができます。
そのため、1階を明るく開放的な空間にすることができます。
 
2: 高天井とは
 
高天井とは、その名の通り高い天井のことです。
2階の半分ぐらいの高さに天井を作り、その上の空間をロフトなどで活用する間取りとなります。
通常の1階より天井が高くなり、明り取りの窓を設置できるので、開放感のある空間をつくることができます。
また、ロフトをその上につくることができるので、床面積をおさえつつ、実際には少しでも広く使いたいというご家庭に人気です。
 

□吹き抜けと高天井、それぞれの魅力を徹底比較

 
開放感、採光、デザイン性、風通し、家族の気配など、それぞれの空間設計がもたらすメリットを具体的に解説します。
 
1: 吹き抜けの魅力
 
吹き抜けは、空間全体に開放感をもたらすだけでなく、採光や通風にも優れた効果を発揮します。
 
1:1: 開放感と広がり
 
吹き抜けは、天井が高くなることで、圧迫感を軽減し、視界を広げます。
2階の天井部分まで視線が届くため、空間全体が広く感じられます。
特に、狭い敷地に家を建てる場合、限られた空間を広く見せる効果が期待できます。
 
1:2: 採光と明るさ
 
吹き抜けは、2階部分の窓から光を取り込むことで、1階に自然光をたっぷり届かせます。
そのため、室内全体が明るく、開放的な空間になります。
南側に家や建物があって室内が暗くなりやすい場合も、吹き抜けを設けることで採光を確保しやすくなります。
 
1:3: デザイン性の高さ
 
吹き抜けは、空間全体に個性的なアクセントを与え、おしゃれな雰囲気を演出します。
スキップフロアやリビング階段などを組み合わせることで、自分好みのデザインを楽しめるのも魅力です。
 
1:4: 風通しの良さ
 
吹き抜けは、高窓を開けることで、風通しを良くして自然換気を促します。
暖気は低所から高所へ流れるという性質があり、1階から入った空気が2階の窓を通って自然に抜けていくのです。
さらに天井へシーリングファンを設置すると、吹き抜け部分の空気が撹拌され、部屋全体の空気の循環を助けて、より快適な居住空間を実現できます。
シーリングファンは、おしゃれな空間づくりにも一役買ってくれるおすすめのアイテムです。
 
1:5: 家族の気配を感じやすい
 
吹き抜けは、縦の空間につながりを作ることで、家族の気配を感じやすくなります。
リビングにいる家族の様子が2階からも見え、家族間のコミュニケーションを促進する効果も期待できます。
 
2: 高天井の魅力
 
高天井は、吹き抜けに比べて構造がシンプルで、コストを抑えられます。
また、ロフトスペースを設けることで、収納スペースを確保したり、趣味のスペースとして活用したりできます。
 
2:1: 開放感と広がり
 
高天井は、吹き抜けほど天井は高くありませんが、それでも通常の天井に比べて高いので、開放感があります。
また、高窓を設置することで、自然光を採り込み、明るく開放的な空間を作ることができます。
 
2:2: ロフトスペースの活用
 
高天井の上は、ロフトスペースとして活用できます。
ロフトスペースは、収納スペース、書斎、趣味の部屋など、様々な用途に利用できます。
 
2:3: コストパフォーマンス
 
高天井は、吹き抜けに比べて構造がシンプルで、コストを抑えられます。
また、吹き抜けのように、構造上の制約や、地震対策などの費用が大きくかかることもありません。
 

□まとめ

 
「吹き抜け」と「高天井」は、それぞれに魅力があり、どちらが優れているということはありません。
あなたのライフスタイルや、家の構造、予算などを考慮して、最適な空間設計を選びましょう。
吹き抜けは、開放感や採光、通風、家族のコミュニケーションを重視したい方におすすめです。
高天井は、コストを抑えたい、ロフトスペースを活用したい方におすすめです。
間取りや構造、予算、ライフスタイルなどを総合的に検討し、自分にとって最適な選択をすることが大切です。
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