地震に弱い家の形とは?耐震性を上げるためのポイントを解説!

2023年10月22日
yokotasouken お知らせ

新築やリフォームを考えている家主で、地震に対する安全性を重視する人に向けて、この記事は書かれています。
地震に強い家を建てたい、または既存の家を改築して地震に強くしたいというニーズに応えるため、地震に弱い家の形や特徴を理解し、それを避けるための知識や情報を提供します。
地震に強い家を建てたい方、必見です。

□地震に弱い家の形とは?

*地震に弱い家の形状

平面形状が正方形から遠ざかるほど耐震性は低くなります。
特に、コの字型やL字型、H字型の家は耐震性が落ちると言えます。また、家の高さが幅に比べて高すぎる場合も、耐震性が低くなるため注意が必要です。

*地震に強い・弱いはどう判断する?

窓や出入り口の大きさ、壁の大きさ、壁の数、柱の数などの造りや間取りで推測できます。
特に、窓の面積が壁面の4分の3以上であれば、その壁は耐震性が低いと考えられるため、確認してみましょう。

*特別なデザインは要注意

二階部分が一階より小さく、二階部分が家の一部に偏っている場合や、屋根部分がせり出しているデザインは、耐震性が非常に弱いと考えられます。

□地震に弱い家の耐震性を上げる方法

1. 地盤の強さを徹底的に調査する
地盤調査は、土地を購入した後、家を建築する前に行われる法的に義務付けられたプロセスですが、この調査は単なる手続き以上の重要性を持っています。
地盤が弱いと、家そのものの耐震性が大きく低下する可能性があります。

地盤調査では、土の種類、水分量、地下水位など多くの要素が評価されます。
これらの情報は、基礎設計にも影響を与えるため、専門家と密に連携を取ることが重要です。
地盤が弱い場合は、地盤改良や特別な基礎工法が必要になることもあります。

2. 壁と柱の配置を科学的に計画する
壁や柱の配置は、家の耐震性に直接影響を与えます。
特に、大きな空間を持つリビングやダイニングでは、適切な壁や柱の配置が不可欠です。
一般的に、壁や柱は家の各部屋の角に配置されることが多いですが、これは耐震性を高めるための基本的なテクニックです。

また、壁材や柱材には、木材、鉄骨、鉄筋コンクリートなど様々な選択肢があります。
それぞれの材料には、独自の耐震性や価格、見た目の特性があり、これらを総合的に考慮する必要があります。

3. 凹凸の少ないシンプルな設計を心掛ける
複雑な形状の家は、地震発生時に特定の箇所に過度なストレスが集中し、破損のリスクが高まります。
例えば、多角形や曲線を多用したデザインは見た目は美しいかもしれませんが、耐震性は低くなりがちです。

シンプルな正方形や長方形の設計は、地震のエネルギーを効率よく分散させ、家全体の負荷を軽減します。
このような設計は、特に日本のような地震が多い地域で重要です。

□まとめ

地震に強い家づくりには、多くのポイントが存在します。
地震に弱い家の形や特徴を理解し、それを避けるための知識や情報が必要です。
本記事で紹介したポイントを押さえ、安全な家づくりを目指しましょう。
地震に強い家づくりを目指している方は、お気軽に当社にご連絡ください。