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2024.10.17

地震に強い家を建てるための工夫とは?耐震等級や設計のポイントを解説

地震に強い家を建てることは、家族の安全を守る上で非常に重要なことです。
しかし、地震対策は専門的な知識が必要で、どこから手をつければいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、地震に強い家とは何かと、地震に強い家を建てるための工夫についてご紹介します。
近年地震がたくさん発生しているため、少しでも被害を減らすためにも地震に強い家を建てるための工夫を知っておきましょう。

□地震に強い家とは?

地震に強い家は、ただ単に頑丈な家というわけではありません。
地震対策には、建物の強度を高める「耐震」、揺れを吸収する「制震」、揺れを伝わりにくくする「免震」の3つの構造があります。

1:耐震

耐震は、建物の骨組みを強化することで、地震の揺れに耐える力を高める方法です。
建築基準法では、建物の倒壊・崩壊を防ぐために、最低限の耐震基準が定められています。
新築の建物は全てこの基準を満たすよう義務付けられています。

2:制震

制震は、建物の揺れを抑えるために、制振装置と呼ばれる装置を取り付ける方法です。
制振装置は、地震のエネルギーを吸収して揺れを小さくする役割を果たします。

3:免震

免震は、建物を地面から切り離し、免震装置を設置することで、地震の揺れを建物に伝わりにくくする方法です。
免震装置は、地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れを最小限に抑えます。

4:耐震等級
耐震等級は、建物の耐震性能を表す指標です。
耐震等級は1~3級の3段階に分かれており、数字が大きくなるほど強度が高くなります。
耐震等級1級は建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たしており、耐震等級2級は1級の1.25倍、耐震等級3級は1級の1.5倍の耐震強度を有しています。

□地震に強い家を建てるための工夫

地震に強い家を建てるには、耐震性の高い建材を選ぶだけでなく、土地選び、設計、窓の大きさなど、様々な要素を考慮する必要があります。

1:土地選び

地震に強い家を建てるためには、まず土地選びが重要です。
土地の地盤が弱いと、地震の際に建物が傾いたり、沈んだりする可能性があります。
地盤調査を行い、土地の強度を確認することが大切です。

2:設計

設計段階では、吹き抜けやビルトインガレージなど、構造的に耐震性に影響を与える部分に注意が必要です。
吹き抜けは開放感がありますが、柱や壁の量が少なくなり、耐震性が低下する可能性があります。
ビルトインガレージも同様に、壁が少なく強度が低下する可能性があります。
これらの設計を行う際には、耐震性を考慮した設計にすることが重要です。

3:窓の大きさ

窓の大きさや数は、建物の耐震性に影響を与えます。
窓が大きすぎると、地震の際に揺れが大きくなり、建物の強度が低下する可能性があります。
窓の大きさを適切に抑え、地震に強い構造にする必要があります。

□まとめ

今回は、地震に強い家とは何かと、地震に強い家を建てるための工夫についてご紹介しました。
地震に強い家を建てるには、耐震、制震、免震の3つの構造を理解し、土地選び、設計、窓の大きさなど、様々な要素を考慮することが重要です。
本記事を参考にして、安心安全な家づくりを進めていってください。

 

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