家づくりで削るところ|予算オーバーしてしまう原因とは?

2024年9月20日
yokotasouken お知らせ

家づくりは、人生で一番大きな買い物と言われるほど高額なものです。
夢を叶える一方で、予算オーバーの不安はつきものです。
「どこを削れば良いのかわからない」「予算内で理想の家が建てられるのか不安」そんな悩みをお持ちの方へ。

この記事では、家づくりで予算オーバーを防ぐための7つのポイントを紹介します。
予算オーバーの原因から、削るべき項目まで解説します。
この記事を読めば、安心して家づくりを進められるようになるでしょう。

□家づくりで予算オーバーする原因

注文住宅で予算オーバーする原因は様々です。
具体的に見ていきましょう。

1: 知識不足
家づくりの知識不足は、予算オーバーに繋がる大きな原因の一つです。
注文住宅は、完成するまで住宅の全容がわからないため、事前にしっかりと情報収集をする必要があります。
家づくりの流れや予算の組み方、ハウスメーカーや土地の探し方などを理解することで、無駄な出費を防げるようになります。

2: 優先順位の付け方
多くの要望を叶えようとすると、予算オーバーする可能性が高くなります。
例えば、「駅近」と「静かな環境」という2つの要望を同時に叶えようとすると、土地の購入価格が高くなる可能性があります。
また、騒音を防ぐために遮音性の高い外壁材を使用すると、想定以上の予算が必要になる場合もあります。
このように、要望に優先順位を付け、上位項目をクリアした家づくりにすることが重要です。

3: 予算設定の甘さ
「知人がこのくらいの予算で建てているから」「家賃から逆算するとこのくらいの金額だから」など、明確な根拠なく予算を決めることは危険です。
建築会社などからアドバイスを受け、適切な予算で家づくりを進めるようにしましょう。

4: 新築後の諸費用
新築後の諸費用を見落としてしまうことも、予算オーバーの原因となります。
固定資産税や不動産取得税、メンテナンス費用など、賃貸暮らしでは必要なかった費用が発生します。
これらの費用も事前に把握しておくことで、予算をしっかりと組むことができます。

5: 補助金・助成金制度
補助金・助成金制度の知識不足も、予算オーバーに繋がる可能性があります。
「こどもエコホーム支援事業」や「ZEH住宅の補助金」など、様々な補助金・助成金制度があります。
これらの制度を活用することで、家づくりの費用を抑えられます。

6: 建築費の高騰
ウッドショックなど、建築費の高騰は予測が難しいものです。
建築費の高騰により、予算オーバーしてしまうケースも少なくありません。
なるべく早く着工することで、高騰の影響を最小限に抑えることができるでしょう。

□家づくりで予算オーバーしたときに削るところ

予算オーバーを防ぐために、削るべき項目を7つ紹介します。

1: 床面積
床面積を減らすことで、予算を抑えられます。
延べ床面積とは、すべてのフロアの面積を合計したものです。

1階の面積だけでなく、2階の面積も減らすことで、さらなる予算削減が可能です。
1坪減らすだけでも数十万円の節約になる場合もあります。
国土交通省の基準を参考に、本当に必要な広さを検討しましょう。

2: 部屋数
部屋の数だけドアや窓が必要となるため、部屋数を減らすことで予算を抑えられます。
例えば、子ども部屋を間仕切りにする、収納スペースをまとめるなど、工夫することで部屋数を減らすことができます。

3: 窓の数
大きな窓は費用が高く、冷暖房の効率も悪くなります。
窓の数を減らすことで、予算を抑え、断熱性能も向上させることができます。
採光のバランスを考慮しながら、必要な窓だけ設置するようにしましょう。

4: 水回り
水回りをまとめることで、配管工事の費用を抑えられます。
複数の場所に水回りがあると、それぞれの場所に配管工事が必要となり、費用が高くなってしまいます。
可能な限り、水回りを一か所にまとめることを検討しましょう。

5: 設備
最新の設備を取り入れすぎると、費用が高くなって予算オーバーする可能性があります。
グレードを下げて、ハウスメーカーの標準品を取り入れることも検討しましょう。
最新の設備が本当に必要かどうか、よく考えて判断することが大切です。

6: 見た目
建物の形状をシンプルにすることで、予算を抑えることができます。
凸凹のない家にするほど、使用する資材が減り、費用を抑えられます。
こだわりたい箇所を決め、予算内に収まるようにシンプルなデザインで家づくりをすることを検討しましょう。

7: 住宅スタイル
和風住宅は、畳や障子など費用がかかる部分が多いため、予算オーバーしやすいです。
洋風住宅にすることで、これらの費用を抑えられます。
スタイルにこだわりがない場合は、洋風住宅を選択するのも一つの手です。

□まとめ

この記事では、家づくりで予算オーバーした際に削るところを紹介しました。
予算オーバーを防ぐためには、事前にしっかりと情報収集を行い、優先順位を決め、予算設定をしっかりと行うことが重要です。
また、必要のない部分は削るなど、工夫することで、予算内に収まる家づくりが可能です。
この記事を参考にして、安心して家づくりを進めていきましょう。